こんにちは、マナブです。
「50代から本当の自分に目覚める」ためのステップ、今回は第9回目です。
前回までで第1回〜第7回のステップを統合し、「螺旋の1周目」が完結しました。
今回からは「螺旋の2周目」。以前と同じテーマを、もう一段深い本質的な層で捉え直していきます。
2周目のスタートとなる今回のテーマは、第1回と同じ「知る」です。
しかし、単に「自分の歩幅を知る」という次元から一歩深め、今回は「自分の無意識のクセを知る」というお話をしたいと思います。
50代を襲う「不安」の正体は、頭の中の『バーチャルな苦しみ』
50代に入ると、ふとした瞬間に漠然とした不安に襲われることが増えませんか?
- 「老後の資金は足りるだろうか」
- 「親の介護が本格化したらどうしよう」
- 「自分が病気になったら……」
- 「あの時、もっと違う選択をしていれば」
過去への後悔と、未来への不安。私自身も、これらに心をすり減らし、体を壊してきた経験があります。
しかし、先人の深い学びを得て、私は一つのことに気が付きました。
それは、「過去への後悔」も「未来への不安」も、すべて頭の中だけで作り出している『バーチャルな苦しみ』に過ぎないということです。
「過去の失敗は実際にあった事実だ!」と思うかもしれません。
確かに、過去にその出来事が起きたことは事実です。しかし、過去はすでに終わったことです。『過去の出来事』に『今』の感情が支配されている状態というのは、頭の中だけで作り出しているバーチャルな苦しみに過ぎません。人間は脳が発達しているがゆえに、すでに終わった過去の記憶を「今ここ」に引っ張り出してきて、何度もリプレイし、自ら心をすり減らしてしまうのです。
そして、まだ起きていない未来の出来事を勝手に想像して胃を痛めます。
今、目の前には起きていない出来事に怯えている状態。それが「不安」の本当の正体なのです。
あなたの「無意識のクセ(色眼鏡)」を知る
私たちの心の奥底には、これまでの人生での経験や行動、過去の失敗などが蓄積された「無意識の層」があります。
私たちは、同じ現実を見ていても、自分自身のこの「無意識のフィルター」を通して世界を解釈しています。
これは例えるなら、自分でも気づかないうちに「無意識の色眼鏡」をかけているようなものです。
もし今、未来が不安で仕方ないのだとすれば、それは「未来そのものが暗い」からではありません。
これまでの人生の様々な経験によって、あなたが無意識のうちに「未来は怖いものだ」というグレーの色眼鏡をかけてしまっているだけなのです。
螺旋の2周目の「知る」とは、この自分の無意識のクセに気づくことです。
「あ、私は今、存在しない未来を勝手に想像して、グレーの色眼鏡をかけて怯えているだけだ」と客観的に気づくこと。
それに気づけた瞬間、不安というバーチャルな苦しみはフッと消えていきます。
「自分が源」となり、今ここの楽器を大きく鳴らす
私の実践しているカポエイラのホーダの中でも同じことが起きます。
「さっき蹴られた」と過去の怒りを引きずったり、「次に倒されたらどうしよう」と未来を恐れていると、今目の前に飛んできている蹴りを避けることができず、倒されてしまいます。
私たちがフォーカスすべきは、常に「今、ここ」のリズムだけです。
人生の指揮者として、あなたは自分の人生という「楽器」をどう鳴らしますか?
恐る恐る、周りの目を気にして小さく弱く鳴らせば、小さな音しか鳴りません。
グレーの色眼鏡を外し、大きく力強く鳴らせば、深く遠くまでその心地よい音は響き渡ります。
過去を悔やみ、未来を恐れることにあなたの貴重なエネルギーを使うのは、もう終わりにしませんか。
今この瞬間を楽しみ、味わうために、人生の楽器を大きく鳴らしてください。
「嬉しい」「楽しい」「心地よい」という今ここのポジティブなエネルギーの発露が、結果的に次の素晴らしい現実を引き寄せていきます。
今日のアクション:「今、ここ」の心地よさを知る
今日一日の中で、未来の心配を15分だけ脇に置いてみてください。
そして、今飲んでいる一杯のコーヒーの香り、歩いている時の風の心地よさ、お風呂の温かさだけに、100%集中してみてください。
過去も未来も頭の中のバーチャルな苦しみです。あなたの人生は「今この瞬間」の連続でしかありません。
今日、あなたが「今ここ」で感じた小さな幸せを、ぜひコメントやメッセージで教えてくださいね。
一緒に「今ここ」のあなたのリズムを鳴らしていきましょう。
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